9月に美味しい旬の野菜『茄子(ナス)』のお話

   

IMG_53739月は晩夏から初秋にかけての季節の変わり目で、夏野菜もまだ沢山出回っています。

その中でも茄子は「秋茄子は嫁に食わすな」と言われる諺(ことわざ)があるくらい、とても美味しい時期です。

そしてカボチャ、サトイモ、レンコンなどや「秋の味覚の王様の松茸」も美味しい時期になり店頭に並びます。
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★『茄子』の栄養

茄子は栄養の面から見ると「低たんぱく・低カロリー」で、栄養価はあまり高くはありません。

主成分となるのは糖質で、カルシウムは比較的多く含み、鉄分も含んでいますが、ビタミンはA・B1・B2とCを少しだけ含んでいるだけです。抗酸化作用や血栓の予防、眼精疲労に効果のある「アントシアニン(ポリフェノールの一種)」を豊富に含有しています。

★『茄子』の効能

夏野菜の特徴として「カラダの熱を冷やす」効果があり、その中でも『茄子』はその効果が強いそうです。

高血圧の方やのぼせやすい方は、夏に『茄子』を常食すれば予防になります。

逆に食べ過ぎるとカラダが冷えてしまうということがありますので、妊婦さんは控えた方が良いでしょう。これが「秋茄子は嫁に食わすな」の諺の由来で、決して嫁姑の問題?ではありません。

他には、多量の摂取は喉を荒れさせる可能性があり、喘息の方や咳の良く出る方は症状を増悪させることもあります。

『茄子』のヘタを乾燥させて煎じて飲むと「食あたりの改善」効果があったり、煎じたお湯で「霜焼け」を洗うと緩和すると言われています。

またヘタを黒焼きににして塗り込むと患部の熱を取って痛みを解消するので「口内炎」や「舌のただれ」「歯痛」に効果があり、『茄子』のおろし汁で「イボ」取りの効果があるとも言われています。

『茄子』はさっと洗って(=カリウムは水溶性ですので切った後水に浸さないように)、皮付きのまま(=皮にポリフェノールとナスニンが含まれ疲労回復に効果的)、タップリの油で焼く(=皮膚や眼の機能維持など抗酸化作用のあるβ-カロテンは油と一緒に摂ることで吸収率が上がる)と良いでしょう。

また『茄子』のβ-カロテンと「カボチャ」のビタミンC・Eの効果で、抗酸化作用が高まり美容や健康効果が倍増するなんて、嬉しいこともあるそうです。

そんな新鮮な茄子を含む夏野菜や秋野菜が気軽に購入できる『朝市』のご紹介です。

 

市内では定期的に『朝市』が開かれていて、地元の新鮮な農産物が購入できるんです。地元農家の皆さんが丹精込めて作られた安全で安心な「旬の朝採れ野菜」が並んでいますから、箕面の地元でどの季節にどんな野菜が取れるのかも実感できるでしょう。

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❶『止々呂美ふれあい朝市』⇨毎週日曜日 8:00〜12:00

❷『箕面駅前ふれあいプラザ朝市』⇨毎週土曜日 10:00〜12:00

❸『石丸ヘルシーファーム朝市』⇨毎週日・水・金曜日 8:00〜12:00

❹『箕面中央朝市(JA)』⇨毎週火・木・土曜日 10:00〜12:00

など、たくさん開催されていますので是非行ってみてくださいね!

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