『オレンジゆずるバス』 箕面にお住まいのみなさん~!乗ってますかぁ?!!!

   

『オレンジゆずるバス』は大阪府箕面市内を運行しているコミュニティバスです。IMG_2547

愛称とデザインを公募で決め、箕面市から運行を依頼された阪急バスさんが運行しているそうです。以前運行されていた公共施設巡回福祉バスに代わり、2013年より平日は8時から18時まで60分間隔、休日は10時から17時まで90分間隔で運行し、バスロケーションシステムを全線で導入しているため、パソコンやスマートフォンでバスの運行情報をリアルタイムで確認する事が可能です。これが、使ってみるとすごく便利です!バスって、「もうすぐ来るのか」、「さっき行っちゃったばかりなのか」、わかりにくいんですよね。渋滞でダイヤが乱れたりするとなおさらです。でも、これなら待ちぼうけもナシ、あと何分で家を出ればいいのか、時間を無駄にすることもありません。

料金は210円(高齢者と障害のある方は100円、小学生以下の子どもは110円)です。スルッとKANSAIやPiTaPa、ICOCAも使えます。この料金は、市が儲けるためのものではなく、これまで公共施設巡回福祉バスにかけていたコストを、そのままオレンジゆずるバスに支出しそれに加えて、いただいた料金をもとに規模を拡大していくというのが今回のオレンジゆずるバスの特徴。たくさん乗っていただいたら、その料金はそのままバスの運行に還元し、増便したり路線を増やしたりして行くそうです。利益を出さなきゃいけない民間バス会社と違います。

ただし、ほとんど乗る人がいない区間があればそれは縮小します。「すべての区間を均一に維持して欲しい」という考えもあるとは思いますが、それはたくさん乗る区間の人が、ほとんど乗らない区間を支え続けるということになり、これではたくさん乗る区間の人たちに応えられず、ほとんど乗らない区間ではバスが空車で走り続けるだけということにしかなりません。乗れば乗るほど便利になる、それがオレンジゆずるバスのコンセプトらしいです。支払う料金は、活きたお金としてサービスに跳ね返っていきます。

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●乗り方と運賃の支払い方法

まず乗るときは、バスの前後と左側面にルート、行き先等が表示されていますので、その行き先表示を確認したうえ、後方の入口から乗車してください。車いすのかたは、運転士が出口にスロープを用意してくれるので、出口から乗車してください。

そして降りるときは、車内前方に次のバス停が表示されますので、確認したうえ、近くの降車ボタンを押して知らせください。運賃は、バスを降りるときに運転士の横にある運賃箱またはカードリーダーで支払いましょう。

運賃の支払い方法は、現金、回数券(オレンジゆずるバス専用回数券)は、運賃箱の運賃・回数券投入口に支払います。先に書いたICカードは、運賃箱のICカード読み取り部に約1秒タッチするだけで、ピッと音がすれば支払いは終了です。定期券は、表面をハッキリと運転士に見せてください。便利な一日乗車券もありますよ。

箕面市内の下記の5つのルートを、朝7時台~夜19時台まで年間365日走ります。

どのルートも「箕面駅」「キューズモール(萱野中央)」「市立病院」「箕面市役所」「船場(北橋)」の5拠点を通るのでけっこう便利なはず。どんどん乗ってください!

但し、西部南ルートだけは阪急電車がありますので「箕面駅」には行きません。

●ルート紹介

※月曜~土曜のルート別行き先

○青ルート (西部北・東部北循環)⇨新稲、桜ヶ丘、桜、かやの中央、白島、外院、粟生間谷、彩都粟生

○赤ルート (中部・東部中循環)⇨如意谷、かやの中央、今宮、粟生外院、小野原、小野原南

○黄ルート (西部南・東部南循環)⇨牧落、桜井、桜ヶ丘、瀬川、半町、稲、今宮三丁目、小野原東

※日曜・祝日のルート別行き先

○紫ルート(箕面・桜井・平和台・如意谷循環)⇨箕面駅、萱野北小学校前、箕面市役所前、桜ヶ丘、瀬川緑地公園前、桜井駅、平和台

○緑ルート【右回り】(かやの中央・粟生団地・小野原循環)⇨かやの中央、白島一丁目、第四中学校前、粟生団地、小野原、今宮四丁目、船場団地

○緑ルート【左回り】(かやの中央・小野原・粟生団地循環)⇨かやの中央、船場団地、今宮四丁目、小野原、粟生団地、第四中学校前、白島一丁目

箕面市では、バス停1日あたり9人以下およびバス1便あたり15人以下の利用の場合、バス停廃止や減便の対象となる見直し基準を1年ごとに設けているそうで、廃止対象とならないよう『オレンジゆずるバス』の利用促進を市民に呼びかけているそうです。IMG_2544

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