長い歴史と市民を見守る勝尾寺

   

みなさん、勝尾寺の歴史をご存知ですか?

勝尾寺の歴史は長く、西暦727年に作られ、その歴史は1000年を軽く超えております。

現在も、とても有名な観光地で、週末祝日には1日5便もバスが直接乗り入れるほどの賑わいぶりです。大阪の都心から車で約30分のところにあるという好立地なところも魅力の一つです。

また、近年では「パワースポット」として、若者からも愛されております。

‘知恵の環(ちえのわ)’というパワースポットでは、知恵が与えられると噂されており、知恵が必要な方がよく訪れ、その後、実際に知恵が湧いたなどの言い伝えがあります。また、知恵つながりで合格祈願など受験者にとっての心の置き所となっており、年末年始には絵馬で壁一面が覆われてしまうほどです。

起源は双子の兄弟が箕面の山に入り、草庵を作ったと言い伝えられております。 そこで二人は、全600巻にも及ぶ大般若経を書写することを決意しました。数十年後のある日、双子のお坊さんは、岩の上で1ヶ月も煩悩をなくす修行をしている青年に出会いました。後にわかりましたが、この青年が開成皇子だったのです。開成皇子は、二人の弟子として修行するようになり、彼も600巻にも及ぶ大般若経の書写を手伝い、完成させました。

このような書写により、彼らに忍耐と知恵がついたとされております。

今の子供達が、忍耐と知恵の詰まった勝尾寺に見守られて生活をしていると思うと、安心感があります。

初詣に何度か足を運びましたが、老若男女でとても賑わっていました。おじいちゃんと孫娘が、今年の抱負についてコミュニケーションをとっているのが微笑ましかったです。

知恵を授かり、また、将来の成功祈願をこめて、毎年初詣に勝尾寺に足を運ぶとともに、勝尾寺の歴史をお子さんと話し合ってみてはいかがでしょうか。

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